特集 あなたと私の人生会議を考える(1)

しゃくなげ荘で看取り介護に取り組むようになって14年目に入ります。
今年度 緩和ケア委員会では、「あなたと私の人生会議を考える」を目標に、活動をしてきました。その一環として今回、私たちと一緒に利用者さんたちの生活を支えてくれている嘱託医の林修也先生の協力をいただきながら、この特集を計画いたしました。

1回目の今回は、林修也先生のご紹介をさせていただきます。

林修也先生のご紹介

林修也先生は平成2年に札幌医科大学を卒業後し大学病院や旭川赤十字病院などの大病院で消化器や血液の病気の診療しておられました。
昨年4月から鹿追国保病院の院長に就任し、同時にしゃくなげ荘の嘱託医をしていただいております。

林修也先生は旭川市で生まれ、高校時代までほとんどを美瑛町で過ごしたこともあり大病院よりも町立病院で勤務することの方が自然なことだと感じ、滝上で約10年間在宅訪問診療を含む総合的な内科診療を学んだお陰で、北海道の地域に必要なのは「かかりつけ医による予防と看取りの医療」であると強く感じているそうです。


Q.鹿追町に来たきっかけとは?

大病院の医師の多くは自分の専門領域の診療にほとんどの時間を費やすため自分の専門分野以外の病気に気を配る余裕がないということに悩むようになりました。

わざわざ遠くの大病院で血圧や糖尿病の治療をしていても、症状が現れた時には手術不可能な進行がんが発見されたり、がんの手術後に遠くの専門病院に通っても不整脈や糖尿病の治療が不十分といった残念なことが起きてしまうためです。

こういったことに矛盾やいらだちを感じていた頃に先輩からの誘いがあり平成16年に地域医療への挑戦をすることにしました。

Q.意気込みお聞かせください!

この十勝鹿追の医療を町立国保病院みんなで支えていきます。今後ともよろしくお願いします。


次回予告

次回は、しゃくなげ荘の施設長山本進が、高齢者ケア研究会の機関紙に寄せて書いた「特別養護老人ホームで看取りをする時代になって」を紹介しながら、林先生にいろいろと教えていただきたいと思います。
どうぞお楽しみに。