国内初!介護記録システムとナースコールの連動(平成31年)


しゃくなげ荘では、平成25年に介護記録システム「ちょうじゅ」((株)富士データシステム様)を導入後、平成26年5月から国内で初めてナースコール「Yuiコール」((株)平和テクノシステム様)と連動した介護記録システムを本格稼働させてから5年が経過しようとしています。

新しい仲間も増えたので、使い勝手などについて再びインタビューを行いました。


記録のICT化したメリットは?

介護記録システムを導入したことで、手で記録を書いていた時と違って記録の入力や確認の時間が短縮されました。又、記録などの業務の省力化につながりました。
時間内に記録の入力を終えることができたり、記録の入力で残業することは、ほとんどなくなりました。

利用者様の状況もiPod・iPadのカメラ機能を利用して写真付きでよりわかりやすく記録に残すことができるようになりました。その為、職員一人一人が時間に余裕を持って利用者様に関わることができ、ケアの質の向上に繋がっています!


職員インタビュー

Q. iPod・iPadをコール対応や記録入力に使用してみての感想を教えてください。

効率よく仕事でき、より丁寧なケアに繋がります!

自分自身もiPhoneを使っていることもあり、iPod・iPadの操作をすぐに覚えることが出来ました!

記録をしっかり入力できているか不安なときはPCを開けばすぐに確認出来ますし、訂正も簡単にできるのでとても楽です。利用者の方のデータをまとめる時も、色んな情報を一覧にして見ることが出来るので効率よくまとめられます。

常時モバイルを持ち歩けるので、日にちや時間をすぐに確認できるためとても便利で、時間を有効に使えます!


PCより簡単に入力でき、より詳しく情報の共有もできます!

私はPCのタイピングが苦手で文字を入力するのに時間がかかってしまうのですが、iPodを使って入力すれば、普段自分が持っているスマートフォンと同じように操作が出来るので簡単に入力できます。また、PCが使用できない場面やちょっとした時間の合間に、スムーズに記録が入力できるのもとても便利です!

そして、iPodのカメラ機能を利用して記録の情報を写真付きでよりわかりやすくすることができ、とても重宝します。

利用者様からコールがあった際は、どこから呼ばれているのかを手元ですぐに確認する事が出来るので、利用者様の元へ直行できとても安心です!


Q. 導入前と比べて、現在の介護記録システムを使用してみて良くなった点や感想はありますか?

操作に慣れれば便利!情報収集も簡単に!

導入前は記録を手書きで書くことが当たり前だったので、初めはiPod・iPadの操作方法を覚えるのが大変でしたが、慣れてしまえばその場ですぐに記録を入力することができるので便利ですよ!

今では色んなところを見なくてもPCを確認すれば情報の確認ができるので探す手間が省けています。
また、コールと連動しているのでどこでコールが鳴っているかすぐにわかるので、対応も早くなりました。

通話機能を使って職員間でもやり取りができるので、1人では対応が難しい時でも応援を呼ぶ事が出来るのでとっても便利なんです。


必要な情報が見やすく、傷の経過を職員全体で確認できます!

申し送り事項などがPCにまとめて掲示されるため、利用者の方一人一人の情報の把握がスムーズです!

また、傷などの発見時にその場でiPodを使って写真撮影をし、その写真を簡単に記録に取り入れることができるので、傷の経過などを職員全体が確認でき、適切な処置を行えます。

医師への報告も画像と共にできるので、より状態が伝わりやすいという利点があります!