業務改善後のインタビュー


業務改善を行ってからの【夜勤と体位交換】についてのインタビューです。

白石啓子 介護支援専門員(入社15年目)

Q.介護士を目指すことになったきっかけを教えてください。

私の祖母が入院していて同じ病室の人が寝たきりで昔の付添婦(当時の介護士)さんが介護をされててその様子を見ていたら私もこの仕事をやってみたいと思いました。

Q.体制が変わり3人夜勤が開始となり、全体の業務を見直した結果、業務改善を行う前と現在ではどのように変わりましたか?

気持ちに余裕が生まれたことが一番良かった。
夜勤の時に相談する相手が増えたことは本当に心強かったです。

2人夜勤の時はオムツ交換をしている最中にコール対応もしないといけなかったから大変だった。今は必ず1人はコール対応にいてくれるから身体的にも精神的にも負担が減ったことを実感している。

柔軟に利用者の身体状態や人数に合わせて業務を考えてくれているので良いと思いました。

掃除の分散なども業務に集中できるようになったので良かったです。分散してオムツ交換に入っていた頃は休んだ気がしなかったけど今は分散せずにオムツ交換に入っているので休める時間が増えた気がします。

Q.1人で体位交換をしていた頃はどうでしたか?その後、2人介助での体位交換を行うようになりどのようなことが変わりましたか?

「そういうものだ。」と思って何も疑問も抱えなかった。でも、自分の体調が悪い時などは正直キツかったです。

元々腰が丈夫ではなかったので2人で体位交換をすることにメリットを大きく感じています。ひどく腰を痛める事がなくなったのは本当に嬉しかった。

Q.エアマットを導入していますが負担は減ったと感じますか?

褥瘡も出来ず楽になり、体位交換もしなくて済むようになって利用者にとっても介護者側にとしても相当楽になったと思う。

今までやっていた体位交換などをやらなくなった時は不安だったけど今は性能の良さを実感しているので今後も継続して良ければ良いと思いました。

Q.長く働き続けることができる秘訣を教えて下さい。

しっかりとお給料を頂き、きちんと有給休暇も頂けてます。休日には旅行に出かけたり、愛車でツーリングに出かけたりしています。自分のリフレッシュできる時間って本当に大切ですよね。

しゃくなげ荘では、そんな福利厚生も充実しているのでありがたいです。
だから、長く働けていると思います。

Q.これから介護福祉士を目指していく方々に向けてのメッセージをお願いします。

とある女性利用者の方から言われた事があります。
「私はね、あんたという人が好きなんだよ。あんたに世話されて幸せだったんだから。自分が喋れるうちに言っておくね。」と。

その方はそれから数週間後に亡くなりました。周囲の方々に惜しみなく感謝を伝えながら亡くなられていきました。

そんな別れのご挨拶を頂いたのは初めてでした。こんな関わりを持たせてもらったのも初めてでした。

介護福祉士とは、素晴らしい職業です。
この職業は「ありがとう。」と言ってもらえるやりがいのある仕事です。一緒に介護をやりましょう!しゃくなげ荘には魅力的な職員が沢山います。

介護士(入社3年目)

Q.介護士を目指すことになったきっかけを教えて下さい。

家族が病気になった時に何もできない自分がいて、どう関わっていいかわからなかった。将来的に何もできなかった分困っている人を助けられたらなぁと思って選んだ結果、介護士だった。

周りから大変だとか聞くし聞かれるが、言われるよりも楽しい。人と話すことで色んな人生を聞けたりし勉強になる。

Q.体制が変わり3人夜勤が開始となり、全体の業務を見直した結果、業務改善を行う前と現在ではどのように変わりましたか?

夜勤のイメージは実習先で夜勤が辛すぎて怖く、あまり良いイメージが無かったが、就職先を考えた時に2人夜勤の施設が多く、しゃくなげ荘は3人夜勤を行っていて何があっても対応できることもあり選びました。

業務改善を行う前は、全員オムツの確認や体位交換を行っていたため大変だった。又、やる事が沢山ありすぎて心に余裕がなかったし視野も狭く、マニュアル通りにしか動けなかった。

改善後は、見回りだけの時間もあって心にも身体にも余裕ができた。今は、臨機応変に対応できるようになり、視野も広くなり周りを見れるようになって今まで気づかなかったことに気付けるようになった。

「忙しさ」の内容が変わり、以前は、掃除が苦手で時間がかかったり、コール対応したり大変で時間に追われていた。今は時間に追われることもなくなり、利用者中心に物事を考えられるようになった。

Q.1人介助で体位交換を行っていた頃はどうでしたか?その後、2人介助での体位交換を行うようになりどんなことが変わりましたか?

2人介助で体交するようになり身体的な負担はかなり減り、身体も楽になった。ケガをさせてしまう心配もなくなり、安心・安全に体交ができるようになり不安はなくなった。

又、2人介助なので相手がいないと成り立たないため、今まで以上に職員間でのコミュニケーションが増え、先輩にも気軽に声をかけられるようになった。「今手を借りても良い?」とか、手伝ってらって「ありがとうございます」があるから、喋れるようになったし人と話せるようになれた。今ではそれが当たり前にできるようになった。

更に、エアマットを導入したことにより身体的な負担が少なくなり、夜勤明けの身体が軽くなったしオムツのライン確認や体交で利用者を起こさなくても良くなった。

設定してしまえばボタン1つで操作できるので、「しっかり朝まで寝てもらえる」というのが大きい。

Q.統一した介助を提供していくために、介護技術の勉強会を行っている事についてどの様に感じますか?

入社した頃は介助が下手くそで自分の身体も上手く使えなくて、勉強会をやっていなかったら身体を壊していたかもしれない。技術や身体の使い方が変わったから、やってて良かった。

統一した介護技術を提供する事で、混乱する事もなく利用者も安心できると思う。又、統一したやり方だから手伝えるし、次の動きも読めて動けるため勉強会をやっているからこそ提供できると思う。

Q.これから、介護士を目指していく方々に向けてのメッセージをお願いします。

オムツ交換や体交・移動介助など2人介助で対応している事で、力に自信がなくても安全に利用者の介助ができます。

夜勤は疲れるが、身体の不調が出るような夜勤ではないので安心して夜勤できますよ。

自分は「腰痛める」と思っていたが、痛めなかったし怪我する事もなかった。筋力もなかったが自分にもできる内容でした。

福祉用具とか色々使っているので、負担はそれほど感じないし力で介助する事ない。言葉では説明できないので、実際に来てください。
見学に来てください。