業務改善に取り組んでいます

平成26年5月に増築し、「地域密着特別養護老人ホームしゃくなげ荘」が開設。
事業所が別々となり、制度上3人夜勤の体制となりました。

介護のマイナスイメージを
できるだけ少なくするために取り組めることはないか?

「夜勤がキツイ」という声もあり、まず「夜勤業務の省力化」を目指しました。
これをきっかけに、全体の業務を見直すこととなりました。

[夜勤業務の体位交換やオムツ交換の負担を今より軽減していくためにできること]について アンケートを実施

【エアマットの導入】

エアマットを導入したことで、ケアの質を落とすことなく、体位交換やオムツ交換の回数や身体的負担の軽減を実現することができ、身体的・精神的な負担も大幅に軽減されました。

今後も業務改善に力を入れ、様々なことに取り組んでいきます。

個別ケアの実現に向けて

平成11年 テーナ社のオムツを採用する。

しかし、「オムツの乱用が目立つ」「定時のオムツ交換」「時間によっては交換者が集中してしまう」など個別ケアには程遠い状態…

個別ケアに向けて「バックラインの活用」に取り組みました!!

当時は、交換回数も多く1日の大半をオムツ交換が占めていました。
又、オムツの性能を生かすことができていませんでした。

まず、オムツの知識・排泄のメカニズムについて学びました。

  • 排泄のアセスメントの必要性
  • 一人ひとりに合った交換のタイミング

バックラインの活用を進めていくと…

  • 身体的な負担の軽減
  • オムツの軽減
  • 排泄間隔が見えてくる
  • 一人ひとりに合ったオムツの選定



また、TENAのアドバイザーを招き、勉強会を開きました。
実際に、利用者の方にご協力いただきオムツに交換のタイミングを示すラインを引き、尿量や排尿間隔のアセスメントを実施しました。

【適正な交換回数の実現による効果】

このことを通し、施設全体がレベルアップすることができました。

現在では、バックラインの活用はもちろん、オムツの厚みや排泄のアセスメントを行うことで、交換タイミングの予測もできるようになりました。

また、毎年勉強会を行うことでオムツの当て方の再確認ができ、個別ケアに向けてのアセスメントも行っています。

業務改善後のインタビューはこちら